ジカ熱拡大渡航情報「レベル1」が増加WHO緊急宣言

中南米などで流行している感染症のジカ熱について、外務省は現在「海外安全ホームページ」での迅速な情報提供に努めている。同省は今年の1月15日には「中南米地域におけるジカ熱及びデング熱の発生」をリリースし、「感染症危険情報」として各国での発生状況や注意事項などについて説明。また、2月1日に世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言を発出したことを受け、3日には、これまで危険情報を発出していなかった太平洋のサモア、大西洋のカーボヴェルデについても、感染症危険情報と連動する形でレベル1の注意喚起を発出した。同省によればレベル1の対象国は、今後も増加する見通し。

妊婦が感染すると胎児が小頭症などを発症するリスクがあるとされるジカ熱は、ジカウイルスを蚊などが媒介することでおこる感染症。主な症状としては軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などが挙げられる。有効なワクチンや治療法はなく、蚊に刺されることを防ぐことが唯一の予防方法。なお、2014年にアフリカ西部で流行したエボラ出血熱などとは違って、致死率は高くないことから、同省では「危険情報を発出したとしても当面はレベル1にとどまる」との見方を示している。


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